「より印象的なポートレート写真を撮りたい!」
と思っている方が多く、しかし上手くいかずに悩んでいるかもしれませんね。
ポートレート撮影は、人物の表情や雰囲気を捉えるために奥深い技術が必要です。
本記事では、ポートレート撮影の基本や上達のコツ、被写体の探し方についてわかりやすく解説します。
また、ポートレート撮影に適したレンズの選び方も紹介しますので、初心者の方でもぜひ実践してみてください。

ポトレ(ポートレート)って?
ポートレート写真とは、人物をテーマにした写真のことです。顔や全身だけでなく、一部分や後ろ姿でも構いません。撮影方法は、一般的に中望遠から望遠レンズを使用して背景をぼかして、被写体を際立たせます。スマートフォンでも「ポートレートモード」があります。通常は一人の人物を撮影しますが、二人以上や集合写真もあります。また、自分自身を撮影する「セルフポートレート」というジャンルもあります。
ポートレートとスナップ写真の違い
ポートレート写真とスナップ写真の違いは、撮影の目的やスタイル、技術的な面などが異なります。
ポートレート写真は、人物を主題にした正式な写真で、被写体の個性や魅力を引き出し、美しさや格好良さを表現することを目的としています。背景をぼかして被写体を際立たせたり、ライティングを工夫して表情や雰囲気を演出したりすることが多く、高い技術と創造性が求められます。撮影の場所や衣装、メイクなども大切に考えられます。
一方、スナップ写真は、ある瞬間や風景を自然に捉えたカジュアルな写真で、主に日常生活や旅行などの思い出を残すために撮影されます。技術よりも瞬間を逃さずに捉えることが重視され、被写体や風景をそのまま写すことが多く、背景がボケたり、ライティングを調整したりすることは少ないです。また、場所や服装などもあまり気にせず、気軽に撮影することができます。
つまり、ポートレート写真は被写体を美しく表現するための正式な写真で、スナップ写真は自然な瞬間を捉えたカジュアルな写真といえます。
ポートレート撮影に必要な準備は?
最適な撮影場所を探す
ポートレート撮影には、被写体の魅力を引き出す撮影場所が重要です。屋外で撮影する場合は、背景の雰囲気や明るさ、影の位置などを考慮して、最適な場所を探しましょう。屋内で撮影する場合は、十分な明るさと背景のバランスが取れたスペースを確保し、被写体となる人物の服装やメイクなどに合わせた雰囲気を出せるように工夫しましょう。
自然光を上手く利用する
自然光を使った撮影は、被写体に自然な色合いや質感を与えるために重要です。屋外での撮影の場合は、太陽の位置や角度によって光の当たり方が異なりますので、撮影時間帯や天候を考慮して、適切な光の当たり方を選びましょう。屋内での撮影の場合は、窓から差し込む自然光を上手く利用することで、被写体に柔らかな印象を与えることができます。
レフ版やストロボを利用する
自然光だけでは不十分な場合は、レフ版やストロボを利用して光の加減を調整することができます。レフ版は、反射板として使い、自然光を集めたり、強くしたりすることができます。ストロボは、被写体に直接光を当てることで、自然光とは異なる効果を出すことができます。ただし、ストロボを使う場合は、光の強さや角度を調整することが重要です。
自分の好きな作例をたくさん見る事が重要
ポートレート撮影は奥が深く、様々なスタイルや表現方法があります。自分が好きなスタイルやイメージに近い作例をたくさん見ることで、自分なりのアイデアや表現方法を見つけることができます。また、他の人が撮影したポートレート作品を見ることで、自分の撮影の幅を広げることもできます。
モデル(被写体)の探し方は?
ポートレート撮影において、被写体の選び方はとても重要です。以下に、被写体を探す方法を詳しく解説します。
家族や友人にお願いする
最も手軽な被写体の探し方は、家族や友人にお願いすることです。身近な人であれば、気軽に依頼できるため、初心者にもおすすめです。また、家族や友人であれば、相手の性格や好みを把握しているため、ポートレート撮影に適したポーズや表情を引き出しやすくなります。
SNSなどのサイトで探す
SNSやサイト上には、ポートレート撮影のモデル募集が投稿されていることがあります。InstagramやTwitter、FacebookなどのSNS上では、ハッシュタグを活用してモデル募集を投稿している人を探すことができます。また、クリエイターやモデルが登録しているマッチングサイトやモデルエージェンシーを利用することもできます。
いずれの方法を選んでも、被写体とのコミュニケーションや信頼関係を築くことが大切です。被写体に自分の思いや撮影のコンセプトを伝え、相手の意見やアイデアを取り入れながら、共同で美しい作品を作り上げていきましょう。
ポートレートの撮影方法やカメラの設定について
ポートレートの撮影方法やカメラの設定について解説します。
【撮影方法】
構図 ポートレート撮影においては、被写体の表情やポーズ、そして背景の構成が非常に重要です。まずは被写体の表情やポーズを決め、その後、背景を選んで構図を考えます。背景には、被写体と同じくらい注目してください。
ポーズ
ポーズは被写体の個性を引き出すために重要です。被写体がカメラに向かって微笑んでいるだけでは、あまりにも単調になりがちです。被写体の体勢を変えたり、顔の角度を変えるなどして、表情豊かな写真を撮影しましょう。
照明
照明はポートレート撮影において非常に重要な要素です。自然光を利用する場合は、太陽の位置や曇り具合によって、光の強さや色温度が変化するため、それに合わせた撮影を心がけてください。また、ストロボやレフ板を利用することで、照明の調整がしやすくなります。
【カメラの設定】
焦点距離
ポートレート撮影には、標準レンズや中望遠レンズが適しています。焦点距離は、被写体との距離や背景のぼかし具合に影響を与えるため、適切なレンズを選んで使用しましょう。
絞り
被写体を際立たせるためには、被写界深度を浅くすることが有効です。そのため、絞り値を小さくする(F値を大きくする)ことで、被写界深度を浅くすることができます。
シャッタースピード
シャッタースピードは被写体の動きや手ブレに影響を与えます。手ブレを防ぐためには、シャッタースピードを十分に早く設定することが必要です。
以上が、ポートレートの撮影方法やカメラの設定についての基本的な解説です。実際に撮影していく中で、自分なりの撮影方法や設定を見つけていくことが大切です。
ポートレート撮影のレンズについて
ポートレート撮影には、適切なレンズの選択が重要です。レンズの焦点距離、明るさが重要です。
以下は、ポートレート撮影におすすめのレンズの種類です。
50mmレンズ
50mmレンズは、広角から標準までの焦点距離を持ち、被写体を自然に表現することができます。また、光学系がシンプルであるため、色味がナチュラルであり、被写体の表情や肌の質感を美しく描写することができます。
85mmレンズ
85mmレンズは、被写体に対しての距離を取りやすく、ポートレート撮影に最適なレンズと言われています。被写体を引き立たせ、背景をぼかす効果があります。また、光学系が複雑であるため、ボケ味が美しく、被写体を際立たせることができます。
70-200mmレンズ
70-200mmレンズは、多くのポートレート撮影に使用されます。ズームレンズであるため、被写体に近づくことなく、被写体の表情を自然に捉えることができます。また、背景をぼかし、被写体を際立たせることができます。明るいレンズであることが望ましいです。
35mmレンズ
35mmレンズは、広角レンズであり、背景を広く取り込むことができます。人物全体を撮影することができるため、グループ写真や全身を撮影する場合に適しています。
以上のレンズは、一例です。ポートレート撮影においては、被写体や撮影シチュエーションによって適切なレンズが変わってきます。また、レンズの明るさや最大口径にも注目し、被写体の雰囲気に合わせて選択することが重要です。
まとめ
ポートレート撮影の基本と上達するコツ、撮影で意識したいポイントをまとめました。
まずは記事に書かれたポイントを押さえて、自分が撮りたい写真のイメージを固めて、モデル探しをしてみましょう。撮影の上達には、たくさん撮って見直し、自分の理想に近づけることが大切です。
また、他人の作品からもアイディアや技術を取り入れて、さらなる成長を目指しましょう。ポートレート撮影は、モデルと一緒に作り上げていくものなので、これから始める方も上達を目指す方も、この記事を参考にして撮影にチャレンジしてみてください。
